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あんまりまとまってないことを書きますよ

react-static をTypeScriptで始める

React Staticでよく遊んでるのでいくつかTipsをまとめておこうと思います。 今日は React Static でTypeScriptを使うときのTipsをご紹介します。

react-static をTypeScriptで始める

CLIツールをglobalにインストールする

$ npm i -g react-static

or

$ yarn global add react-static

新しいプロジェクトを作る

$ react-static create

ちなみに npxコマンドからでもプロジェクトを作ることができます。 globaに入れなくて済むので、僕はこっちが好きです 😄

npx react-static create

or

npx react-static create --template typescript --name=my-static-site

実行方法

cd "my-static-site"

yarn start - Start the development server
yarn build - Build for production
yarn serve - Test a production build locally

さて

しかしこのまま yarn startしても実行時にエラーが出てうまく動きません(2019/07/09現在) templateで作成される yarn.lockに書いてあるreact-staticに不具合があるためです。

yarn upgrade-interactive

で最新版のreact-staticにアップグレードすれば起動できます.

一応修正をPRで送って無事取り込まれたので、次のreact-staticがリリースされるとこの辺の作業がいらないはず....

github.com

ま、ここだけ抜けちゃえばハマることはないはずなので、ぜひReact Staticで遊んでみてください!

Play Framework 2.7.x + EvolutionsでEvolutionsが動かなくなった時のTips

Play Frameworkのバージョンを 2.6から2.7に上げていてEvolutionsが動かなくなるパターンがあるので共有です。 限定的な条件なんですが、私はとてもハマったので次にハマった人のために情報を残しておこうと思います。 :sob:

TL;DR

  • Play Framework 2.6以下 + HTTP Request Handlersを拡張している + Evolutionsを使っている場合にEvolutionsが実行されなくなる
  • DefaultHttpRequestHandlerの書き方が変更になり2.6までのコンストラクターがDeprecatedになったのが原因
  • 2.7で追加されたコンストラクタを追加するように変更する必要がある

起こったこと

  • Play Framework 2.6以下 + HTTP Request Handlersを拡張している + Evolutionsを使っている場合にEvolutionsが実行されなくなる
    • 正確にいうとPlay Frameworkでローカルで開発用にDEVモードで実行した時に play_evolutionsテーブルが作られるが、 d.sql(dには数字が入る)が実行されなくなる

原因詳細

Play2.6で DefaultHttpRequestHandler を拡張していて、2.7に上げてビルドするとこんなwarningが出る。

19:50:51 [warn] /app/modules/CustomRequestHandler.scala:14:11: constructor DefaultHttpRequestHandler in class DefaultHttpRequestHandler is deprecated (since 2.7.0): Use the main DefaultHttpRequestHandler constructor 19:50:51 [warn] ) extends DefaultHttpRequestHandler(

www.playframework.com

www.playframework.com

抜粋して変更点をかくと

2.6

class VirtualHostRequestHandler @Inject() (errorHandler: HttpErrorHandler,
    configuration: HttpConfiguration, filters: HttpFilters,
    fooRouter: foo.Routes, barRouter: bar.Routes
  ) extends DefaultHttpRequestHandler(
    fooRouter, errorHandler, configuration, filters
  ) {

2.7

class VirtualHostRequestHandler @Inject() (
    webCommands: WebCommands,                // 2.7から追加されたもの
    optionalDevContext: OptionalDevContext,  // 2.7から追加されたもの
    errorHandler: HttpErrorHandler,
    configuration: HttpConfiguration, filters: HttpFilters,
    fooRouter: foo.Routes, barRouter: bar.Routes
  ) extends DefaultHttpRequestHandler(
    webCommands, optionalDevContext, fooRouter, errorHandler, configuration, filters
  ) {

この時2.6のドキュメントで触れられている方のコンストラクタを使うとこんなコードになる

playframework/HttpRequestHandler.scala at master · playframework/playframework · GitHub

  def this(router: Router, errorHandler: HttpErrorHandler, configuration: HttpConfiguration, filters: HttpFilters) = {
    this(new DefaultWebCommands, None, router, errorHandler, configuration, filters.filters)
  }

そう、この場合optionalDevContext がNoneになってしまう。

playframework/HttpRequestHandler.scala at master · playframework/playframework · GitHub

    // If we've got a BuildLink (i.e. if we're running in dev mode) then run the WebCommands.
    // The WebCommands will have a chance to intercept the request and override the result.
    // This is used by, for example, the evolutions code to present an evolutions UI to the
    // user when the access the web page through a browser.
    //
    // In prod mode this code will not be run.
    val webCommandResult: Option[Result] = optDevContext.flatMap { devContext: DevContext =>
      webCommands.handleWebCommand(request, devContext.buildLink, devContext.buildLink.projectPath)
    }

そう、この場合webCommandResultがNoneになってしまうのが原因でEvolutionsが起動しなくなっていました。 Evolutionsは Play FrameworkのWebCommandを使って実行されているため、影響を受けてしまったようです。 というわけで ここはdeprecatedなwarningが出ないように変更してやれば無事Evolutionsが実行されるようになります。

class VirtualHostRequestHandler @Inject() (
    webCommands: WebCommands,                // 2.7から追加されたもの
    optionalDevContext: OptionalDevContext,  // 2.7から追加されたもの
    errorHandler: HttpErrorHandler,
    configuration: HttpConfiguration, filters: HttpFilters,
    fooRouter: foo.Routes, barRouter: bar.Routes
  ) extends DefaultHttpRequestHandler(
    webCommands, optionalDevContext, fooRouter, errorHandler, configuration, filters
  ) {

気づいてしまえばすぐに直せるんですが、ちょっとわかりづらいですね。。Play Frameworkのバージョンを上げるとdeprecatedなwarningが出がちなのですが、きちんと確認した方がハマりどころをへらせそうですね。

さらに詳細

サンプル

github.com

pep572で遊ぶ そして mypyはまだ対応してないっぽい

Python3.8a0がリリースされましたね。

www.python.org

さっそく PEP 572 で遊んでみました。

TL;DR

  • PEP572をざっくり触った
  • mypyはまだPEP572に対応していない

ざっくり使い方

# current 
env_base = os.environ.get("PYTHONUSERBASE", None)
if env_base:
    return env_base

# Improved:

if env_base := os.environ.get("PYTHONUSERBASE", None):
    return env_base

こんな感じで ifとか while内で変数に格納しつつ条件をつけられるようになった感じです。

## Type Hintsの当て方

残念ながら現在のmypyバージョンでは pep 572に対応していません(泣)

将来的には対応するんじゃないかなーと思います。PEP-0526 ではこんな記述があります

Only single assignment targets and single right hand side values are allowed. In addition, one cannot annotate variables used in a for or with statement; they can be annotated ahead of time, in a similar manner to tuple unpacking:

a: int for a in my_iter: ...

予想ですが、以下のようにtype hintsがかけるようになる可能性があるかもです。

env_base : str
if env_base := os.environ.get("PYTHONUSERBASE", None):
    return env_base

PEP526の拡張がでるかもなので、もう少し調べてみます。 ひさびさに調べて結果がでなかったことをブログに書いたな....

自作キーボード入門ーErgo42 をつくった

2019年あけましておめでとうございます。 前から気になってた自作キーボード作成に挑んでみました。

ちなみに電子工作は高校の技術の授業以来でした。はんだづけがひさしぶりすぎてだいぶ苦戦しました。 軽くメモをのこしておきます。

モチベーション

https://ergodox-ez.com/

職場でErgoDoxを使っていて非常にまんぞくしています。 家とかカフェでも使いたいなーと思うんですが、ただコレを持って歩くのは割と重いし大きいしなんかいいのないかなーと ずっと思ってました。

自作キーボードの話は知っていたのですが、さすがにはんだ付けが必要って話を聞いていて二の足をふんでましたが、年末に時間があるなってことに気づいて思い切って始めてみました。

キーボードの選定

ergo42を選んでみた.キーキャップ選んだりするのが醍醐味だってのがわかりつつまずは1個つくってみたくてキーキャップなどが全部ついてるコンプリートキットを選んでみた。

booth.pm

ちなみにDSA White Keycap + Kailh Pro Burgundyを選びました。正直何を選ぶべきかよくわかんなくて上から一番目をえらびました。笑

組み立てるためにかったもの

キーボード自作、特に Helix キーボードキットの製作に最低必要な工具のメモ · GitHub

こちらを参考に色々買いました。必須って書かれてるものはほんとちゃんと買うといいと思います。 追加で買ったコテ先は使いやすかったです、腕と経験はもので補えるんだなってことを痛感しました。 あとリードベンダー-は作業しててまじでほしくなりました。

組み立て方

qiita.com

色んな人が書いてくれてますがこちらのページを参考にしました。 はんだ付けは高校の授業以来なんで大分苦戦しました。テスターの使い方も説明書をちゃんと読まないとわかんなくてほんと大変だったんですが、 その分キーボードが動いてくれたときの感動はひとしおでしたね。

現在のキーボード配置

ErogoDoxにくらべてキー数が減った分スゴく悩んでます。

    /* BASE
   * ,------------------------------------------------.   ,------------------------------------------------.
   * | ESC  |  `   |   Q  |   W  |   E  |   R  |  T   |   |  Y   |   U  |   I  |   O  |   P  |   [  |   ]  |
   * |------+------+------+------+------+------+------|   |-------------+------+------+------+------+------|
   * | META | LCtrl|   A  |   S  |   D  |   F  |  G   |   |  H   |   J  |   K  |   L  |   ;  |   '  |   \  |
   * |------+------+------+------+------+------+------|   |------|------+------+------+------+------+------|
   * | SYMB | LSft |   Z  |   X  |   C  |   V  |  B   |   |  N   |   M  |   ,  |   .  |   /  |  UP  | RSft |
   * |------+------+------+------+------+------+------|   |------+------+------+------+------+------+------|
   * | LGUI | TAB  |      |      | LAlt | RAlt | Bksp |   |Space |Enter |   -  |   =  | LEFT | DOWN | RIGHT|
   * `----------------

ちなみに僕が欲しいなーと思ってると配列は以下のような感じで日々設定を書き換えてる感じです。 - 右手の親指でスペース、エンターキーを叩きたい - 左手の親指でバックスペースキーを叩きたい - LAltで英語、RAltで日本語を入力できるようにしたい。(コレは英字キーボードで僕がよくやる設定)

,まとめ

作るときは大変だったんですが、組み上げて動いてみてくれると本当にウレシイもんですね。 正直できあがりは割とキーの高さが不揃いだったりで正直あんまりきれいじゃないんですが、使ってみるとそれがまたかわいいですね。

ほんとたのしいんでみんなぜひ一度手を出して欲しいなーと思ってます。

参考

qiita.com

kuenishi.hatenadiary.jp テスターでどのモードで確認するかとかはこちらで学ばせてもらいました。

pyiファイルに2つの意味ではまってるはなし(仮)

仕事でPython を使っていた型チェックがほしいときがあって、今Pyiファイルをつくっています。

TL;DR

pyi ファイルからpyiファイルを読み込むと型情報が落ちてしまうらしい。

github.com

要は以下のようなフォルダ構成を考える

   ├── hello-stubs
│   │   ├── __init__.pyi
│   │   ├── api.pyi
│   │   └── operation.pyi

api.pyiはoperation.pyiのメソッドをimportしているとする。 このときに残念ながらimportのところの型チェックでそんなメソッドはないぞっていうエラーがでてしまう。 続きはまた明日書く

「響け!ユーフォニアム」という文字列だけで遊ぶシェル芸をPython ワンライナーでも遊ぶ

そのまんまです。

TL;DR

問題文

togetter.com

自分なりの回答

echo 響け!ユーフォニアム | python3 -c 'print("\n".join([a[i:] + a[:i] for sys in [__import__("sys")] for a in [sys.stdin.readline().rstrip()] for i in range(len(a))]))'

[Wandbox]三へ( へ՞ਊ ՞)へ ハッハッ

面白い世界があるもんですねー。

教えてもらったもっと短くかける方法

なるほどー、以下2点知らなかったー。教えてもらってありがたい!!